INTERVIEW インタビュー
メンズコーディネーター
メンズコーディネーターから
ブランドに欠かせない
存在を目指して
KOSUKE NAKATANI 中谷 光佑
私が働く「B.DRESSER（ビードレッセ）」は、ブラス直営のドレスショップ。世界中のアトリエで買い付けた上質なウエディングドレスはもちろん、新郎が着こなすタキシードやメンズアイテムにもこだわっています。メンズコーディネーターの仕事は、究極のフォーマルウェアであるタキシードの魅力を伝えながら、その新郎新婦にとって「一生に一度」となる衣裳を提案すること。おふたりらしさを引き出したトータルコーディネートで、世界観を創り上げていきます。
Q.メンズコーディネーターに
なった経緯は？
高校卒業後はホテルの専門学校に進み、ホテルのサービススタッフとしてアルバイトをしていました。そこで初めて結婚式を見た時、私が一番に心惹かれたのが新郎新婦の纏う衣裳でした。通っていた学校にはブライダルコースもあったので、先生に相談してみると、新郎のタキシードを扱う『メンズコーディネーター』という職業があると教えてもらいました。以前からファッションにも興味があった私にとって、「自分がやりたいこと」と「心惹かれたこと」が合致し、運命を感じた瞬間でした。メンズコーディネーターに挑戦したいという思いが強くなり、全国の企業を探した結果、ビードレッセに巡り合いました。ブラスの理念はもちろん、ビードレッセがそれぞれの新郎新婦に合わせた衣裳を提案していることを知り、入社を決意しました。
Q.メンズコーディネーターの
醍醐味は？
新郎の衣裳選びはおよそ2時間の一発勝負。その限られた時間の中で、どれだけ自分を信頼して、任せていただけるかが重要です。そのため、先に新郎新婦と話をしているドレスコーディネーターから事前に情報を受け取り、どんな接客をすべきかシミュレーションしてから、打ち合わせに臨んでいます。打ち合わせでは、結婚式場の雰囲気、なぜその会場を選んだのか、どんな登場シーンがあるかなど、様々なことを伺います。さらに、ドレスとの相性や新郎のキャラクター、おふたりの雰囲気も踏まえ、タキシード・シャツ・小物などをトータルコーディネートして提案します。おふたりらしさを引き出した最高の1着が完成して、「中谷さんに選んでもらって本当によかった」と言っていただけると本当に嬉しいですし、やりがいを感じます。
今後の
は？
本物を追い求めているビードレッセだからこそ、こだわりを持ってタキシードの魅力を伝え続けていきたいです。そして、「ビードレッセのタキシードが着たくて来店しました」とお客様から言ってもらえるような接客や店舗を目指したいと思っています。
また、現在は入社2年目ではありますが、店舗の数字に関する業務を任せてもらえるようになりました。早い段階から色々な仕事に挑戦させてもらえるので、力を発揮して、ビードレッセに欠かせない存在になっていきたいです。さらに、イタリアで開催される「PITTI UOMO」など海外でのバイイングや、そこで買い付けたアイテムをお客様に提案したいという目標もあります。そしていつか、先輩のみなさまが私たちを大切にしてくださっているように、自分自身も店長となって、最高のチームを創りたいと思っています。
