INTERVIEW / インタビュー

GOOD WEDDING AWARD2019グランプリ受賞エグゼクティブプランナー
ATSUKO SUZUKI鈴木 温子
いい結婚式にこだわり続ける
「導く」という
プランナーの役割

2006年の入社以来、ウエディングプランナーとして現場にこだわり続けてきた私。350件以上を担当して感じるのは、結婚式は「その先の未来を変えるほどの想いがあふれる一日」であること。そして、「いい結婚式」の明確な答えは一つではないということです。それぞれのカップルの歩んできた道が違うように、それぞれの結婚式の形があっていい。まさに今は多様化の時代で、価値観もさまざま。担当プランナーと新郎新婦が、結婚式で伝えたいことや表現したいことを一緒に考え、おふたりとおふたりに関わるすべての方たちとって最高だと思える一日を創りあげていく。お開きの後「結婚式を挙げてよかった」「結婚式にきてよかった」と多くの方に感じていただくことができたなら、それがまさしく、いい結婚式なのだと思います。答えは一つではない。だから、どれだけ経験を積んで、努力をつくしても、「もっとできるはず」だと思える。とことんこだわり続けられるこの仕事に、多くのやりがいを感じています。

Qいい結婚式を創るため、
プランナーが果たすべき役割とは?
多くのカップルにとって、様々な「初めて」に直面するのが結婚式。結婚式はもちろん、結婚というタイミングでたくさんのことを判断していく上で、価値観の違いや、不安や悩みがでてくることも。そんな新郎新婦に寄り添い、想いを受けとめ、結婚式までの道しるべを示し、伴走する。それがウエディングプランナーの大切な役割だと思っています。近年、SNSなどから多くの情報を得ることができますが、結婚式の本質を知るのは私たちプランナー。新郎新婦から出てきた言葉を様々な視点で眺め、イメージを膨らませていく。様々な世代、価値観の方が一同に集まる特別な場所で、その演出はどんな雰囲気になるか。そのために必要なゲストへの配慮や、進行の順番まで細かく提案をしていきます。どう表現すれば、「いい結婚式」に繋がるのか。プロとして導いていくことを常に大切にしています。

Qブラスのウエディングプランナーの魅力は?
ウエディングプランナーが、ウエディングプランナーらしく新郎新婦に寄り添えること。ブラスの魅力は、この言葉に尽きます。「新規接客」「プランニング」「結婚式当日のアテンド・リーダー」のすべてを一人が担当することで、創れる結婚式があります。なにより、結婚式当日は新郎新婦のすべてを知っているからこそ、担当プランナーの私もおふたりと同じ想いで過ごすことができます。笑顔も涙も、そのすべてを一緒に分かち合えるのはブラスのプランナーならではの経験です。
さらに、その喜びを仲間と一緒に感じられるのも、チームで創るこの仕事ならでは、だと思います。私が2019年にリクルートブライダル総研が主催する「GOOD WEDDING AWARD
2019」(ウエディングプランナーの全国コンテスト)の最終審査会でグランプリを受賞した際には、これまで一緒に結婚式を創ってきた仲間が、私以上に喜んでくれました。この素晴らしいチームで働けている環境に、心から感謝しています。

あなたが描く未来
VISION
「あなたに担当してもらいたい」「あなたみたいなプランナーになりたい」と憧れられる存在になることです。お客様に「結婚式は絶対に鈴木温子さんに頼もうと思っていた」と、その日を夢見てもらえる。そんなウエディングプランナーを目指したいと思っています。また、常に100点以上のパフォーマンスが求められる責任のある仕事だからこそ、少し気持ちが弱った時には、憧れの人が心の支えになることがあります。私にも憧れのプランナーがいるように…いつか自分も誰かの心を支えられる存在になれるように努力していきたいです。
また現在、エグゼクティブプランナーとして、社内外様々な場所での研修や講演、PR活動で「伝える」仕事を任せてもらっています。これからもウエディングプランナーとしていい結婚式を追求し続けるとともに、結婚式の価値や仕事の魅力を、少しでも多く世の中に伝え続けていきたいと思っています。
